おしゃべりばぁば 6話

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おしゃべりばぁば 6話

2022/04/12

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春の陽気が盛んになるにつれ、

私たちの身体の中でも新陳代謝が活発になり、

フル活動して疲れにもつながります。

 

花粉症で目が痒くなることもありますが、

春には目に負担がかかる時でもあります。

 

目の血管は特に細い毛細血管です。

流れが良好であることが大切です。

 

視力の低下はコンタクトレンズや

メガネでしのげます。

また、違和感があれば目薬。

不具合が生じたら手術など、

処置をする方法はたくさんあります。

 

なぜ、見えにくくなったのか?

原因を見つけないと、

また同じようなことになりかねません。

 

では目が健康であるためには、

目に栄養と酸素がしっかりと届いていること。

そうして、そこで出た老廃物のゴミを

うまく処理出来ていることです。

 

これも、目だけに限りません。

身体の健康の基本です。

 

私の事ですが、

高校生の頃から近視で、学校では黒板を見る時、

そして大好きな洋画の字幕を見たくて

メガネを使用していました。

 

その後、車の免許証には”眼鏡あり”

と書かれていて、車を運転するときもメガネが必要になりました。

 

50歳を過ぎた頃でしょうか。

暗いところや小さい字が見えにくくなり、

 

「ああ~ ついにやってきたわ 老眼が…」

 

それ以来、近眼用と老眼鏡を持ち歩くようになるのです。

これはたまったものじゃないと。

なんとかしたい。

 

原因を考えます。

加齢により、目に栄養と酸素が足りない

老廃物ゴミ出しもうまくいかないのでしょう。

 

血流が悪くなりつつある。

 

そこで漢方薬と自然薬の助けを借ります。

 

しばらくすると、免許証の”眼鏡あり”が消えました。

 

そこで漢方薬は卒業して、

自然薬だけで72歳のばぁばは、

老眼もそれほど進まず、今は本屋新聞を読むのも、

テレビの字幕もメガネなしで生活できています。

 

目についておもしろい話を知りました。

 

サルや犬などの哺乳類の目と

人間の目となにが違うのか?

 

白目があるのは人間だけだそうです。

 

その理由がなるほどと納得できます。

 

白目があると、

どこを見ているのか分かってしまうからだそうです。

人間以外の動物は、敵から身を守ることが一番。

敵に目線から動きを悟られてはならないのです。

 

だから白目を隠したのだそうです。

 

ところが動物と違って人間はコミュニケーションが大事。

 

「目は口ほどに物を言う」「目は心の窓」などといわれ、

目で心を読みます。

 

10m先でもどっちを向いているのかわかるのです。

 

それは白目があるからだそうです。

黒目だけだとわからない。

 

目と目で見つめ合うことで幸せホルモンのオキシトシンが分泌されるのです。

 

子どもの「見て!」は、ちゃんと子どもと目と目で話すと、可愛い笑顔がもらえます。

 

そこでもう一つ面白い話があります。

欧米人はマスクが苦手なのは、横着でもなく、不真面目でもないのかもしれないというのです。

 

アジア人特に日本人は目でものを言う。

 

だから口をマスクで隠しても大丈夫なのです。

ところが欧米人は口で表すから不都合なのです。

確かにいわれてみればそうかもしれません。

 

そこで、コロナ時代のマスク。

コミュニケーションをとるのは目か口か。

それは大きな意味を持っていました。

 

日本人は目で相手の心を読もうとするから、

マスクをしても意外と平気。

 

こんな実験もあります。

 

生まれて7ケ月の赤ちゃん。

日本の赤ちゃんは相手の目を見るそうです。

でも、イギリスの赤ちゃんは口を見るそうです。

 

それは親がそこに表情を表そうとしているからだそうです。

 

文化の違い、習慣の違いって大きいですね。

 

コロナの感染者数も欧米に比べて低かったのは

マスクに抵抗感が少なかったから。

ともいえるかもしれません。

 

これも一つの生存戦略かもしれません。