漢方ダイエット相談【つめたいものと体内環境】徳島の漢方相談薬局
2023/07/29
冷たいものと体内環境
冷たい物
酷暑の今日この頃。
冷たいものは気持ちいいですね♪
しかし、食べ過ぎには注意です。。
冷たいものの摂り過ぎによる体への影響は???
冷たいものを摂ると体内温度が下がります。
体内温度が下がると、胃腸の働きが低下食欲が落ちます。
また、胃もたれ、下痢、便秘といった消化器に大きく影響します。
冷たい飲み物、アイスクリームなどは砂糖が多く含まれ、摂取するカロリーが高くなるため体型維持の観点からも注意が必要です。
つまり、冷たいものの摂り過ぎで起こる体への影響は…
- 胃腸の働きが低下する
- 免疫力が低下する※
- 頭痛やめまいが起こることがある
- 肥満になりやすい
- 肌荒れやニキビになりやすい
ヒトは体内温度を保たないといけないので、冷たいものの摂り過ぎは体に堪えます…。
熱中症に注意しながら、適度な摂取を心がけてください。
※why…
冷たい物を摂り過ぎるとなぜ免疫が低下するのでしょうか。
通常、感染源となるウイルスや細菌などの病原菌は口や鼻から体内へ侵入するため、腸までの消化管は常に外敵の脅威にさらされています。
この外敵から体を守るために、腸には免疫細胞の約70%が集まっていて、「腸管免疫」と呼ばれています。
免疫力を保つためには、免疫細胞が集まっている腸の働きをしっかり守ることが大事だということが分かりますよね。
ところが夏は、冷たい飲み物や麺類やアイスクリームなどを多く摂ると、腸が冷えて働きが低下してしまいます。
さらに腸が冷えると血行が悪くなって体温も低下します。ダイエットには大敵ですね。しかも、体温が1度下がると免疫力は30%も下がるといわれています。
冷たい物を食べ過ぎると消化器機能も低下するので、食欲も低下します。食事量や種類も減って栄養バランスが悪くなりがちです。栄養バランスが悪くなると、腸をはじめ、全身の機能が落ちて免疫力も低下してしまいます。