徳島の漢方相談薬局”薬のかわむら”【食生活の相談】 良い食とは④
2022/01/18
徳島【食生活の相談】の漢方薬局”薬のかわむら” 良い食とは④
良い食とは④ ~食の選択~
良い食が体に良い。
でも、すべての食事を理想の食で満たすのは現実的ではないですよね。
ここでは、より良い食が選択ができるヒントになっていただけたら嬉しいなと思って書いてみます。
良い食を選ぶ”ヒント”
①旬のモノを選ぶ
今の季節でいうと、大根・白菜・春菊・ほうれん草・小松菜・ブロッコリー・サツマイモ・レンコンなど。
旬のモノは栄養価が高いですよね。
体も冬に適応するように変化しています。
冬用の身体には冬野菜が最適です。
体を温める食材(レンコン・ごぼう・ねぎなど)が多いです。
また、風邪を引きやすい季節でもあるので、ビタミンCが豊富な野菜(小松菜など)が多い。
また、食べたものを備えるために消化酵素が多い食材(大根など)も冬野菜の特徴です。
このように、その旬の野菜には体にとって必要な栄養素が多く含まれることがあるので、外食のメニューを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
②近くて遠いモノを選ぶ
なんのこっちゃ!?とおもいますよね…。
近いとは住んでるところから産地が近いこと。
地元の食材。
国産の食材ということです。
日本人は比較的”腸”が長いのです。
なので欧米の食事を多くとると腸内で長く留まり、腸の中で腐敗してしまうこともあるようです。
遠いモノというのは…、ヒトから遠いということ。
植物>魚>動物(鳥>豚>牛)という順番で遠いということ。
野菜を多く食べ、魚を中心にたまに肉。という食べ方が一番体にやさしい食べ方なのです。
③まるごとを食べる
私たちは命をいただいていて生きています。
命を成しているものが全体的に栄養のバランスが取れている状態です。
魚を例にとって…、切り身で食べるよりもちりめんやししゃもなど頭から尻尾までまるごと食べられる食材が栄養価が高いです。
野菜にしてもそうです。
いつも捨てているような芯の部分が成長点でもあるので一番栄養価が高いといわれています。
食事は1日3回。1年で1000回以上も食事をします。
少しでも良い選択ができると体は確実に変わってきます。
今から体に思いやりのある食事をしてみてはいかがでしょう。
→ブログ:良い食事とは② 食とからだ②