おしゃべりばぁば 4話
2021/11/05
ローカルニュース
この秋、徳島県のローカルニュースで、私が”お気に入り”に入れた2題を紹介します。
その一つは、
鳴門のウチノ海に浮かぶ無人島があります。
小さな島で年に一度だけ龍宮祭で神事を営んでいるそうです。
この島が一躍脚光を浴びてニュースになってるのは、
島の形がハート形をしているとわかったから。
ドローンで撮影してわかったそうです。
満潮の時間帯には緑色のきれいな輪郭に彩られたハートが見られるそうです。
鳴門のハート❕
今後、鳴門の観光スポットになるかな?
ハート形のご利益があれば良いですね。
もう一つは、
「サツマニシキ」という”日本一美しい蛾”の群れが県南で相次いで確認されたというニュース。
群れが見つかることは珍しいとのこと。
黒の羽に赤、青、白の線が入っている。
虫も蝶も大好きな私としては大ニュースです。
フジバカマに集まるそうです。
ついでに脳トレをやっちゃいましょう!
秋の七草は
ススキ キキョウ ナデシコ オミナエシ フジバカマ 萩 葛。
来年もまた思い出そう!覚えているかな?
小学4年生の孫の秋の遠足は片道1時間半のバス旅行だったそうです。
「バスの中は密だから、話をしてはいけないからずっと寝ていた。みんなでずっと居眠りしていたんだよ」って。
日常でない感覚の中にまだいる子どもたちです。
でも、やっと遠足に行けてよかったね。
今年の秋は朝夕の気温差が大きく、体調が崩れやすくなります。
重ね着ができる服装で体を冷やさないように心がけてくださいね。
コロナは10月に入って静まってくれています。
どうぞこのまま、増えませんように。
胎盤の遺伝子はウイルスから
中村佳子(生命誌研究者)
母親たちは、赤ちゃんを子宮の中で大切に育てます。
自分とは別の存在である胎児が排除されない仕組みを支えているのは胎盤です。
母子を区切ったうえで胎児に酸素と栄養を送り、
老廃物を受け取る役割をします。
この、とても大事な胎盤をつくり、はたらかせる遺伝子がウイルスからきたというのですから驚きます。
病原性をもつものもあるので、ウイルスは悪者に見られがちですが、本来、様々な生き物のの間で遺伝子を運ぶ役割をしている存在なのです。
生きものに新しい能力を与え、進化や多様性を生み出してきました。
生きものの世界は複雑で興味深く、学ぶことがたくさんありますね。
地球に生命が誕生したのが38億年前。
約2億年前の恐竜時代の哺乳動物は小さなネズミたち。
そこからどんどん進化して今の私たちの祖先のホモサピエンスがアフリカに登場したのが20万年前のこと。
長い長い歴史の時間の中でウイルスの感染がなければ、今の私たちは存在していないのですね。