漢方ダイエット相談【ビタミン】徳島の漢方相談薬局
2023/03/22
ダイエットに良い食とは⑤
ビタミンについて
体に必要な栄養素を大きく分けると5つに分けられます。
5大栄養素と言います。
- タンパク質(アミノ酸)
- 糖質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
1.タンパク質・2.糖質・3.脂質は特に3大栄養素といい、
体を構成する言わば骨組みになったり、エネルギーになる栄養素です。
ビタミンは3大栄養素の補佐的役割を果たしています。
ーーなぜビタミンは意識して摂取するのか?
それは、※体内でほとんど作ることができず、
食材から摂取しなければいけないからです。
※ビタミンD:日光を浴びると皮膚で作られる。
※ナイアシン:トリプトファン(アミノ酸)から少量作られる。
ビタミンの種類
ビタミンは全部で13種類。
性質の違いから水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられます。
水溶性ビタミン(9種類)
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン(ビタミンB3)
- パントテン酸(ビタミンB5)
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- ビオチン(ビタミンH)
- ビタミンC
脂溶性ビタミン(4種類)
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
ビタミンA
目や粘膜に作用する”ビタミンA”
脂溶性ビタミンのひとつ。
緑黄色野菜、うなぎ、レバーから多く摂取できる。
私たちの身体は、細胞で構成されています。
細胞も寿命があり毎日5000憶個~1兆個くらいの細胞は、生まれ変わっています。
ビタミンAは、そんな新しい細胞ができるときにも必要なビタミンです。
・美肌効果
※ヒアルロン酸の産生を促進。天然保湿因子GAGを分泌。
コラーゲンの産生を促進。
・感染から守る
※バリアとして働く皮膚や粘膜細胞が完全に機能するのに関与する。
・胎児の成長に不可欠
※胎児期の手足の発達、心臓・眼、耳の形成に必要
・正常な赤血球をつくるのに必要
※幹細胞から赤血球に分化するときにも必要
・目の健康
※眼球の網膜細胞のロドプシンとなる。
ビタミンE
抗酸化作用・老化防止が期待できる”ビタミンE”
脂溶性ビタミンのひとつ。
アーモンド・かぼちゃ・うなぎのかば焼きに多く含まれる。
体の細胞も酸化して弱っていきます。また、細胞が酸化すると、老化やがんを引き起こす過酸化脂質ができます。
摂取がすくないと、細胞の老化がすすみやすくなったり、動脈硬化などの病気のリスクが高まります。
・血管の健康を保つ
※血液中のコレステロール(LDL)の酸化を防ぎます。
・血行促進作用(肩こり・冷え・頭痛の改善)
※血管拡張作用と血小板凝集抑制の効果で血流を良くする
・美肌に関与
※日焼けなどでもできる皮膚での過剰な活性酸素を抑え肌の老化を防ぐ
・生理不順や生理痛にも関与
※性ホルモンの代謝に関与し、ホルモンの分泌を促します。