手荒れでお悩みの方

徳島の【手荒れ相談】漢方薬局　手荒れとは…

涼しくなりました。乾燥した空気と気温が低下することにより、手がカサカサしたり、ひび割れしたりと「手荒れ」で悩んでいる方が多く来店されます。

手荒れとは？？

皮膚の自然のサイクルでは、角質の元になる細胞が徐々に皮膚表面に上がって、角質層と言われる薄い膜を形成します。そして周期的に古い角質は自然に剥がれ落ちていきます。通常のしっとりとした皮膚は皮脂の膜によってバリアー機能が働いています。しかし、手の皮膚は他の部分と違い皮脂を分泌する皮脂腺がないため、皮脂の膜は薄く、水仕事やシャンプーなど、毎日何らかの刺激が加わると、皮脂幕のない手の角質層は容易に破壊され手荒れになります。ひどくなると指紋がきえてしまい、痒みを伴う赤いブツブツができる事もあります。こうした状態を主婦湿疹といいます。一般に利き手に多く現れます。また、主婦だけでなく美容師、飲食店員、銀行員さんなど、水、薬剤、洗剤やたくさんの紙を扱う仕事の人（紙に皮脂が取られる）にも多くみられます。手荒れの状態が続くと皮膚のバリアー機能が低下して皮膚に異物が入り込みやすくなり、かぶれも起こしやすくなります。